通算226勝、サイ・ヤング賞選出2回の実績を誇る右腕ジャスティン・バーランダー投手(38、アストロズ)が7日、昨年9月30日に右ひじのトミー・ジョン手術を受けて以来の取材に応じた。MLB公式ウェブサイトが8日に報じた。

同投手は術後の経過は順調であり、今季中に実戦復帰する可能性はゼロではないが、先発として戻るのは来年まで無理との感触を示した。

アストロズの番記者とのリモート会見でバーランダーは、投げたいのはもちろんだと前置きした上で、「実戦復帰の話に進む前にやるべきことが山ほどある。もしその話に進む時が来たら手術の執刀医や医療スタッフと話し合わなければならない」とコメントした。

また、アストロズがプレーオフに進出した場合に投げる可能性を問われると、「10月下旬まで戦い続けているような状況をチームメートが作っていてほしい」とし、もしそうなれば、チームに加わらないという選択をするのは難しいだろうとしながらも、「それはかなり先の話であり、大勢の方々に助言をもらいながら判断することになるだろう」と語った。