メッツの先発ジェイコブ・デグロム投手が5回を投げて1安打1失点、3四球6三振とし、今季3勝目(2敗)を挙げた。打席では1安打1得点もマークしたが、右半身の張りを訴え途中降板となった。MLB公式サイトが伝えている。

右広背筋の炎症により、4日のカージナルス戦先発を回避していたデグロム。この日は特に問題もなさそうな様子で5回まで投げたが、6回のウォーミングアップ中にヘッドトレーナーを呼んで言葉をかわすと、マウンドを降りた。

球団側はデグロムが「右半身の張り」を感じていたとコメント。広背筋というよりも腰に違和感を覚えている様子で、復帰を急がせたのではないかという当初の懸念は軽減された。

ルイス・ロハス監督はデグロムが試合中に張りを訴えたのはこれが初めてだとし「この件は医療スタッフとチームドクターに委ねたい」と話した。マイケル・コンフォート右翼手は「何も分からない今の段階であれこれ詮索しても意味はない。彼が早々に降板する姿はもちろん見たくないけど」と語っていた。