新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本拠地のスタジアムに入れる観客数に制限を設けてきたツインズ、フィリーズ、ブルワーズの3球団が、収容人数上限までファンを入れて試合を行う意向を示した。

25%の動員で今季をスタートさせたツインズは、14日から30日までにターゲットフィールドで開催される12試合で60%まで観客を入れると発表。6月の12試合は80%まで入れ、7月5日以降のレギュラーシーズン残り40試合は完全に制限を解除するという。

フィリーズも段階的に制限を解除する意向。1万1000人までとしていた動員数を14日の試合から1万6000人へ引き上げ、6月12日以降は100%の動員を目指す。25%の動員で今季をスタートさせたブルワーズも、6月25日以降は100%の動員へシフトする。

今季はレンジャーズのみが開幕から本拠地にファンを100%入れて試合を行ってきたが、ブレーブスも7日から100%動員にシフト。ダイヤモンドバックスは25日から、ナショナルズは6月11日から制限を完全に解除して試合を行うことをすでに発表している。(AP)