レッズ秋山翔吾外野手(33)が、待望の今季初安打を放った。

10点を追う8回、2点を返した直後の無死走者なしで迎えた第3打席に、左前打を放った。この回からマウンドに上がった2番手左腕ギルブレスのカウント2-2からの5球目、内角91・7マイル(約148キロ)のカットボールをとらえた。その後、三塁まで進み、ブランディーノの適時打で今季初得点となる3点目のホームも踏んだ。

メジャー2年目の今季は、左太もも裏痛で開幕から離脱し、7日(同8日)インディアンス戦で初出場。この試合前まで計8打数無安打で、今シーズン初対戦の左投手から初安打が出た。この日は4打数1安打で、打率は8分3厘となった。

試合はレッズが8回に8点を挙げて追い上げたが、その裏に守備の乱れも絡んで3失点。そのまま敗れた。

秋山はこの試合スタメンを外れ、3回1死一塁で代打で登場。初球外角高めツーシームを見送り、2球目の外角スライダーは見逃してストライク。続く外角高めに抜けたチェンジアップを見送って、カウント2-1からの4球目、内角への85・8マイル(約138キロ)のスライダーを打って二ゴロに倒れた。

直前の守備で、「1番中堅」で先発出場したセンゼルが捕球の際にフェンスにぶつかり、何らかのトラブルが発生した模様。同選手に代わって打席に立ち、そのまま中堅に入った。

先頭で迎えた6回の2打席目は、初球カットボールを見逃してストライク。2球目のチェンジアップは内角低めへのボールとなり、続く3球目の外角チェンジアップで三ゴロに打ち取られた。

9回先頭での第4打席は、5番手左腕ボウデンと対戦。初球、内角への92・1マイル(約148キロ)の直球を引っ張っての一ゴロだった。