メジャー15年でオールスターに2度選出され、パドレスのフロントで特別アドバイザーを務めたマーク・ロレッタ氏(49)が13日、インターネット放送のスポーツトーク番組にゲスト出演し、エンゼルス大谷翔平投手(26)にまつわる秘話を披露した。

サンディエゴのスタジオで制作されているネット番組「キャプラン&クルー」に出演し「彼はこの地球上で最高の野球選手だと思う」と断言。大谷が日本ハム時代にアリゾナ州ピオリアでのキャンプに来ていたときから見ていたことを振り返り「パドレスの球団みんな、彼に魅了されていた」と話した。

17年オフに大谷がポスティングシステムでメジャー移籍をする際は、パドレスも積極的に獲得に乗り出した。同氏は「今でも忘れられないが、プレラーGMは、大谷と直接交渉する際、プレゼンのスピーチ全文を日本語で暗記してしゃべった。それだけ一生懸命だった」と明かした。また「エンゼルスは大谷、トラウトという球界ベストの2選手がいながら、2人の周りを勝てるチームで固められていない。残念だ」とも話した。