ドジャースに新たに加入したアルバート・プホルス内野手(41)が、17日に出場選手登録されて即「4番一塁」で出場し、左腕バムガーナーと対戦する。

プホルスは6日、エンゼルスのメジャー40人枠から外れ、その後、ドジャース移籍が決まった。ダイヤモンドバックス戦前にオンラインで会見を行い、心境を語った。

-ドジャースとの契約を決めた理由は

ドジャースが僕を獲得できることをすごくうれしく思ってくれていた。それが決断の理由。この組織が再びチャンピオンリングを得るための手助けとなれることに興奮している。

-このチームでの役割についての話は

代打、一塁、彼らが望むこと、なんでもやるためにここにいる。このユニホームを着られることがただただうれしい。素晴らしいチームメートが、ホームのように温かく迎えてくれている。

-チームメートとはどんな会話をしたか

ここに来て自己紹介をして、僕がドジャースの一員になって、彼らがどれだけうれしく思っているかということを伝えてくれた。次なる人生のチャプターを歩むこと、この組織が再びチャンピオンとなるために手助けとなれることを楽しみにしている。

-ワールドシリーズ制覇を狙えるチームというのも、決断の1つの要因か

当然、30球団の全てがチャンピオンになるためにスプリングトレーニングからやってきている。このチームは去年、ワールドシリーズのチャンピオンとなる機会を得て、再び、それに向けてやっているのは誰もが分かるだろう。僕はこのチームと何度も対戦してきたが、彼らがどのようにして(チャンピオンになるために)向かっていったか。それは僕がこのチームの一員になりたいと思ったことだとも思う。僕に対してゲームプランを示してくれて、そういう対話が非常に重要だった。このチームと組織に貢献できることにすごく興奮している。

-エンゼルスのマドン監督やミナシアンGMによると、毎日、一塁を守りたいと言っていたとの話だが、ここでの役割は違う。何か心境の変化はあったか

ここ2年間の僕の目標というのは、毎日、一塁で出場することではない。どんな役割だとしても、それに従う。彼らは組織として、ビジネスとしての決断をした、それを僕は理解している。つらい感情はない。彼らは僕に話をして、前に進んだ。僕はこの(ドジャースの)ユニホームを着られて、ただただうれしい。僕がもっとプレーする時間が欲しかったとか、毎日プレーしたいとか、そういう話があるのは知っている。それは僕が思っていることではない。彼らは違う方向に向かいたいということ。そのことに対して僕はリスペクトしている。9年半いたが、つらい感情は何もない。

-エンゼルスの決断にショックを受けたか

最終的にはつらい感情というのはない。僕は今、この組織のために、この機会を得られたことをうれしく思っている。

-どれくらいのチームから獲得オファーがあったか

いくつかのチームからあったが、最終的には自分にとって、家族にとって、この組織にとって最高のところで決断した。家族や子供たちとも話して、ここが僕にとってベストフィットだと思った。

-このチームで引退となりそうか

シーズンが終わるまで、それについてコメントはしないだろう。まだ僕のタンクにガソリンは残っていると思っている。