マリナーズ菊池雄星投手(29)がタイガース戦に先発し、6回まで2被弾を含む3失点で、今季3敗目(1勝)を喫した。

立ち上がりから制球に苦しみ、2回には先頭の7番ハースにソロ、2死一塁で2番スクープに2ランを浴びた。

その後は立て直し、2回の最後の打者から6回に四球を出すまで打者11人連続凡退を記録。6回まで96球を投げ、3安打3失点、8奪三振4四球で、今季8登板中6度目のQS(クオリティースタート)を達成した。だが味方の援護がなく0-3とリードを許して降板し、3敗目となった。

菊池は「1、2回は今日はカット(ボール)が決まらず、狙い打たれたりしてしまって、難しい立ち上がりではありました。カットは難しいと判断してチェンジアップ、スライダーで試合をつくれたのはすごく、今後に生きるんじゃないかなと。6回までいけたのは本当にプラスにしたいですし、今日のピッチングは今まで以上に自信を深めることができたと思います」と話した。