エンゼルス大谷翔平投手(26)が、悪球打ちの13号3ランを放ち、本塁打数でメジャー単独トップに立った。インディアンス戦に「2番DH」で出場し、2回に左腕ヘンジスの高めに大きく外れた直球を打ち返し、右翼スタンドへ運んだ。

同僚のお株を奪う打撃に、自軍ベンチでは笑顔で大根切りのしぐさを見せた。

頭の高さのボールでも安打にするフレッチャーにちなみ、悪球打ちはチーム内で「フレッチ・スペシャル」と呼ばれているようだ。ならば大谷の1発は“フレッチ・スペシャル弾”(?)。仲良しの同僚の反応について、「いい反応してたので、もっともっと打てるように頑張りたいなと思います」とほおを緩めた。

マドン監督(大谷の打撃について)「非常に賢い。もしかしたら、高めの速球を待っていたのかもしれない。打席でのプロセスや、彼の野球の知能と本能は、見ていて非常に面白い」