エンゼルス大谷翔平投手(26)の100年ぶりの快挙はならなかった。今季6度目の先発、今季4度目となる投打のリアル二刀流として「2番投手」で出場。ベーブ・ルースが1921年に成し遂げた「3戦連発翌日の勝利投手」という快挙を目指したが、4回2/3を投げ2失点で降板。勝ち負けはつかなかった。打者としては第3打席にバント安打を決めたが、日本人初の4試合連続本塁打はならなかった。降板後に右翼に入り、7回の守備から交代した。

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2番手のリリーフ投手と交代後、5回2死から右翼の守備へついた。その後、1点ビハインドの6回無死、第3打席で今季2度目となるバント安打で出塁。意図について「簡単に出塁できる可能性が高いのをまず選んだということと、中盤、終盤にかけての1点差を争うゲームなので、確率の高いものを選んだという感じ」と明かした。だが、3番レンドンの打席で盗塁に失敗。好機を逸し、チームは1点差で敗れた。