エンゼルス大谷翔平投手(26)が、27日(日本時間28日)に敵地オークランドで行われるアスレチックス戦登板へ、順調に調整を行った。「2番DH」で出場した26日(同27日)のレンジャーズ戦前、ルーティンの壁当てとキャッチボールで軽めに調整。今季7度目の先発へ、準備を整えた。

マドン監督は投打での同時出場を示唆しており、リアル二刀流となれば今季5度目。仮に早く降板となった場合は代打要員が必要だが、同監督は「ベンチメンバーは3人いる。まだ(プランを)話していないが、彼も意欲的だと思う。もう1度(戦略的に)大丈夫かどうかチェックする」と現時点での考えを明かした。

大谷は投手としてここまで6試合の登板で1勝0敗、防御率2・37、30回1/3で45奪三振の成績を残しているが、前回登板では直球の平均球速が過去5戦と比べて約8・5マイル低下した。中7日空けてのアスレチックス戦登板で改善が見られるかどうか、注目される。