野球の東京オリンピック(五輪)米大陸予選は5日、米フロリダ州で決勝ラウンド最終日、第1試合が行われ、ドミニカ共和国がカナダに競り勝ち、ラウンド成績2勝1敗で3位以上が確定した。同大会の1位は東京五輪の出場が確定、2位と3位は最終予選に進出できる。

試合はカナダが初回に3得点し、ドミニカ共和国が3回に同点。8回表にはカナダが再びリードしたが、その裏にドミニカ共和国の若手有望株フリオ・ロドリゲス外野手(20=マリナーズ傘下マイナー)が決勝打を放ち試合を決めた。

カナダは元オリックスの左腕アンドリュー・アルバース(35=現ツインズ傘下マイナー)が先発し4回3失点、2番手に元日本ハムの右腕ダスティン・モルケン(36)が登板し2回1失点、4番手に元巨人の右腕スコット・マシソン(37)が登板し2/3回を1失点。ラウンド成績0勝3敗で東京五輪出場を逃した。