2016年ドラフトで全体4位指名でロッキーズ入りした右腕ライリー・パイント投手(23)が引退を決断した。育成部門のGM補佐であるザック・ウィルソン氏が明かした。MLB公式サイトが伝えている。

160キロを超える速球を武器としていたパイントだが、2017年に前腕と腹斜筋の問題に苦しんだほか、制球も定まらず、傘下1Aでは93回を投げて59四球。19年以降は救援にシフトし、今季は全体的に見れば健闘したものの、10回2/3を投げて17三振、10四球と相変わらず制球面に問題を抱えていた。

ウィルソン氏は、パイントが今後どのような進路を選択しようとも、球団としてサポートをしていくとコメント。「われわれは彼とともに懸命に仕事をしてきた。彼が引退を決めたからと言って、われわれが彼とのつながりを断つということにはならない」と述べた。