6日に行われたフィリーズ戦で顔面に死球を受けたナショナルズの右腕オースティン・ボス投手が、鼻骨を骨折するなどして10日間の負傷者リスト(IL)入りとなった。

ボスはフィリーズ戦の3回、無死一塁の場面で打席に入るとバントの構えを見せたが、ビンス・ベラスケス投手の5球目が顔面に。ボスは鼻をタオルで押さえながらダグアウトへ下がり、その後病院で整復術を受けた。

ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は、ボスの鼻には複数箇所で骨折が見られ、左目はひどく腫れ上がってまともに開けられない状態だとコメント。「とにかく今は彼のケガを治すことだ。本人は具合は良いと言っているが、腫れが引かないと。目を開けられるようになるまでしばらく離脱することになる」と話した。

ボスは今季、先発1試合を含む19試合に登板し、2勝無敗、防御率は2・73としている。(AP)