パイレーツのケブライアン・ヘイズ三塁手がホームランを打ったにもかかわらず、走塁の際に一塁ベースを踏み損なってアウトとなる珍事件が起きた。

ヘイズは初回、オールスター選出経験もあるウォーカー・ビューラー投手の約156キロの速球を右翼ポール際に放り込んだ。これで今季3号となる先制ソロホームランを記録と思いきや、ドジャース側からのチャレンジで審判がビデオを確認すると、打球を見ながら走っていたヘイズは一塁ベースを踏んでいなかったことが発覚。左足と踏み損なったベースまでの距離はわずか約5センチだった。

ヘイズは、メジャー生活14年でワールドシリーズ制覇も果たしたことのあるチャーリー・ヘイズ氏の息子。デビュー年の昨季は24試合で打率3割7分6厘、5本塁打をマークし、今季ナ・リーグ新人王の有力候補とみられている。(AP)