昨季までDeNAに所属したレンジャーズのスペンサー・パットン投手(33)が、5年ぶりにメジャーで登板し1回を3者凡退に抑えた。

昨オフにレンジャーズとマイナー契約した右腕は、守護神ケネディの離脱に伴いカブス時代の16年9月以来のメジャー昇格。1-2の9回に登板し、先頭の5番ソラノをスライダーで右飛、次のダガーを直球で三ゴロに打ち取り、最後は今季4本塁打のデュボンを直球で空振り三振に仕留めた。

試合はレンジャーズが直後の9回裏に同点に追いつき、延長11回の末、ナ西地区首位のジャイアンツ相手にサヨナラ勝ちした。

パットンはメジャー通算53試合で3勝2敗6ホールド、防御率6・14。今季マイナーでは11試合に登板し計12イニングを投げ無失点だった。日本での成績は通算4シーズンで219試合に投げ12勝9敗101ホールド7セーブ、防御率3・68。