ダイヤモンドバックスはわずか2安打に抑えられて完封負け。敵地でのゲームは19連敗となり、1985年以降のメジャー最長記録に並んだ。

勝負を分けたのは両チーム無得点で迎えた2回裏のプレー。センター後方へのフライをランニングキャッチして2死一、二塁のピンチを防いだかに見えたDバックスのケテル・マルテ外野手がフェンス激突後にボールをこぼしたことがインプレーとみなされ、2点の先制を許した。

リプレー検証の結果も判定は覆らず。ルールブックには完全捕球には自発的、意図的にボールを手放すこととあり、マルテの落球はこれを満たさなかったと判断された。

Dバックスのトーリ・ロブロ監督は最終的に「審判が正しかった」と納得したが、マルテは「3秒か4秒はボールを保持していたし、その状態で3歩か4歩は走った。だからアウトになるべきだと思う」とこぼしていた。