フィリーズが、メジャー2試合目の出場だったルーキー、ルーク・ウィリアムズ内野手のキャリア初ホームランとなるサヨナラアーチで劇的な逆転勝ちを収めた。

ウィリアムズは2015年のドラフト3巡指名でフィリーズ入りした24歳。先週は米国代表として東京オリンピック(五輪)の予選に出場し、18打数8安打の活躍で出場権獲得に貢献した。

前日のメジャーデビュー戦では初安打を放ち、この日は「7番・中堅」で先発出場。1点を追う9回2死一塁で、ブレーブスの左腕ウィル・スミス投手からレフトへ逆転サヨナラ2ランをたたき込んだ。

殊勲のウィリアムズは「本当に信じられない。まだ何が起こったのか理解しようとしている最中だ」と大興奮。ジョー・ジラルディ監督は「何度も(祝福の)氷水を浴びていたから、試合後のアイシングは必要ないかな。それだけこのゲームが素晴らしかったということだ」とルーキーをたたえていた。(AP)