エンゼルス大谷翔平投手(26)が、今季3勝目&チーム初の4連勝をかけ、今季9度目のマウンドに上がる。ナ・リーグの本拠地での交流戦のため、DH制がなく、「2番投手」で出場。投打での同時出場は今季6度目で、試合前の公式記録によれば、ナ・リーグの球場で1~4番の打順で投手が入るのは初という。

大谷は今季8度の登板で2勝1敗、防御率2・76、42回1/3の投球で60奪三振の成績を残している。投打で同時出場のリアル二刀流としてプレーした5度の登板では、2勝0敗、防御率3・29、27回1/3を投げ41奪三振。また、打者では5試合で15打数5安打の打率3割3分3厘、1本塁打、3打点と活躍している。

6月8日のロイヤルズ戦ではメジャー自己最長470フィート(約143メートル)の特大の17号2ランを放った。今季はここまで二刀流としてフル回転。マドン監督はダイヤモンドバックス戦前、「何も変わることはない。大きな心配というのは腕のこと。フェンスに当たってケガをするとか、そういうことではなく、彼の腕を守るということ」と話した。