エンゼルス大谷翔平投手(26)が、今季5度目の外野守備についた。「2番投手」で出場し、投手では5回5安打2失点。2つのボークと振り逃げによる失点のみで、勝利投手の権利を得て交代。2点リードで2番手で右腕ロドリゲスが登板し、大谷は右翼の守備に入った。

ところが、ロドリゲスが3安打を浴びて2失点。大谷の3勝目はならなかった。打者では3回2死一塁の第2打席で右膝に自打球を当て、その後、痛みに耐えながら約185キロのライナーで右中間への適時二塁打を放った。5回2死一塁の第3打席は約175キロの強烈なピッチャー返しのライナーを放ち、右腕ケリーの左肩付近に打球が直撃。ボールは一塁側へ転々とし、一塁ゴロで凡退した。

右翼の守備についた直後の7回無死一塁の第4打席は、4番手クラークの初球カーブを捉え、右翼越えの二塁打でチャンスメーク。貴重な勝ち越し点につなげた。