エンゼルス大谷翔平投手(26)が投打で躍動した。「2番投手」で出場し、打者では4打数2安打1打点と打線をけん引。

投手では5回2安打2失点で粘投も、2つのボークと振り逃げで失点し、降板後に救援陣が追いつかれて3勝目はならなかった。右膝に自打球が直撃し、痛みに顔をゆがめる場面もあったが、投打で活躍。チームの今季初の4連勝に貢献した。

試合後の一問一答は以下の通り。

-自打球が右膝に当たった後の影響は

今も多少、固さはありますけど、そこまでかなと思います。

-ボークの判定についてはどう思う

直接、審判の人とは話していないので、映像で振り返った感じでは、どうなんですかね、僕はそうでもなかったかなと思いましたけど。(捕手の)スズキさんは、(走者が)一塁だったらボークではないと言われていたらしいので、止まっているか、止まっていないかではないのかなとは思います。

-直球とスプリットが多かったのは、感覚が良かったからか

乾燥もすごくしていたので。真っすぐもそんなに良くなかったんですけど、スライダーとかも抜け気味だなぁというのも感じていたので、真っすぐとスプリットにしようかなと思ってました。スプリットもやっぱり滑るのであんまり変化はしていなかったですけど、なんとかだましだまし、投げていった感じかなと。

-7回無死一塁からの二塁打。6回に勝ちが消えて、5回にはボーク2つなど嫌なことがあった。あの打席を振り返って

ピッチャーとしての仕事はその時点で終わってるので、その後に勝ちが消えるかどうかっていうのは正直あまり関係ないですし、最終的にチームがそこから勝つか勝たないかが、そこからは大事なので。いい集中力をもって打席に立つことができたと思いますし、打席に関しては今日はほぼ満点だったかなと思います。

-自打球後の投球は大変だったと思うが、球速も上がっていた

やってる間はそんなに痛みは、張りがあるぐらいの感じだったんですけど、外野に行った時ぐらいから逆に集中力が多少切れて痛みを感じていた。投げてる時はそんなに感じてはないですかね。

-納得のできないボークの判定ありながらも投げる難しさはあったと思うが

久々に、なんていうんですかね。マウンドでイライラしてしまったのかなというところはあるので、そこら辺、まだまだだなっていう感じかなとは思うので。どういう状況でもしっかりと抑えることに徹することができれば良くなると思う。5回を投げ切ったという意味ではそこは1つ良かったところではあるのかなと思っています。

-マウンドでイライラした時、落ち着かせるためにすることは

終わったことなので正直、そんなに考えてもしょうがないかなというところもあるかなと思うんですけど、そこでいかにそうやって早く切り替えることが出来るかっていうのは大事なところかなと思う。打たれることに関しては自分の力が足りてないというだけなので、納得できる部分が多いのかなと思うんですけど、そういう微妙なプレーのとき、もう少し冷静にいれるかどうかっていうのは、なにも野球だけではないですけど、日々そういう精神状態がつくれるようになれば、もっともっといいんじゃないかなと思ってます。

-次の登板で18年の先発回数に並ぶ。着実にここまで来ていることに関して

1試合1試合、頑張りたいなと思ってますし、今日も5回以上、もちろん、6回、7回、投げないといけないところではあるので、1回1回、大事にしながら。また1イニング、1イニング、その積み重ねで最終的にシーズンが終われば、いいのかなと思ってます。