右内転筋痛のため、負傷者リスト(IL)入りしていたツインズ前田健太投手(33)が、5月22日以来、23日ぶりとなる復帰登板で4回3安打1失点3四球7奪三振と力投。

野茂英雄、石井一久、黒田博樹、松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大に続く日本人7人目となる日米通算2000奪三振に到達した。 故障明けの中4日登板でもあり、76球で交代。勝敗こそ付かなかったものの、復活を印象付けるには十分の内容だった。

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▼前田が7三振を奪い、日米通算奪三振がちょうど2000個に到達した(日本1233、米国767)。日米でプレーした日本人投手が日米通算2000奪三振を達成したのは7人目。2211回2/3での到達ペースは7人の中で6番目。ちなみに日本プロ野球の2000奪三振ペースと比べると、杉内俊哉(1930回2/3)石井一久(1967回2/3)江夏豊(2072回)に次ぐ4位に相当。右投手最速の槙原寛己(2391回)を上回っている。