「2番DH」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(26)が、第4打席で右中間へ豪快な18号ソロ本塁打を放った。

3点ビハインドの8回2死、左腕ルザルドと対戦。カウント3-1からの5球目、真ん中に入ってきた98・4マイル(約158キロ)の直球を完璧に捉えた。

打球速度115・8マイル(約186キロ)で飛距離は429フィート(約131メートル)。左腕から放った打球速度はメジャー4年目で最速だった。打った瞬間に本塁打と分かる強烈な当たりで、打者に専念したメジャー2年目の18本塁打に並んだ。

第3打席までは無安打だった。第1打席は1回1死、右腕モンタスと対戦。カウント1-2からのスプリットにタイミングを外され、二塁へのゴロで全力疾走したが、アウトとなった。

第2打席は1点先制した3回2死一塁、フルカウントからの7球目、96・5マイル(約155キロ)の内角直球を捉え、強烈なゴロを放ったが、一塁手の正面への当たりで併殺打となった。打球速度は104・7マイル(約168・5キロ)だった。

第3打席は5回、同点としてなお2死一、三塁のチャンスで迎えた。1ボールからスプリットを空振り。1球ボールを挟み、その後、2球連続でスプリットを決められ、空振り三振を喫した。

この日は4打数1安打1打点。チームは救援陣が踏ん張れず、ア・リーグ西地区首位のアスレチックス相手に2連敗を喫した。