エンゼルス大谷翔平投手(26)に18号ソロを浴びたものの他の打席では抑え、勝利したアスレチックスは、試合の勝敗を分けた重要な場面として、5回に大谷を空振り三振に退けたことを挙げた。

アスレチックスは5回、エンゼルスの9番フレッチャーの同点適時打で2-2と追いつかれた後、2死一、三塁で大谷を迎えた。先発右腕モンタスはカウント2-2から1度、一塁にけん制球を投げ一呼吸。次の5球目に低めに大きく落ちるスプリットを投げ、大谷から空振り三振を奪うことに成功した。

メルビン監督は「あそこは本当に、試合を左右する大きなアウトだった。オオタニは試合の流れを変えられる存在だ。その彼から三振を奪ったのだからね。ただの1アウトとは違う感覚だった」とコメント。大谷を仕留めたモンタスを称賛しながらも、大谷が敵としていかに大きな存在かを示す言葉だった。