エンゼルス大谷翔平投手(26)が「2番DH」で出場し、第2打席で2試合連続となる19号ソロを放った。

3点リードの2回2死、左腕アービンの初球スライダーを捉え、右翼スタンドへ運んだ。追加点となる貴重な1発は打球速度110・9マイル(約178・5キロ)、飛距離は435フィート(約133メートル)だった。直近の4本塁打は全て左腕からで、左投手から2試合連続で本塁打を放ったのはメジャーでは4年目で初となった。

5回無死の第3打席はカウント1-1から三塁側へバントし、今季3度目のバント安打で出塁。その後、1死から二盗を決め、今季10個目の盗塁で、19年以来2年ぶりの2ケタ盗塁をマークした。

第1打席は1回無死二塁、フルカウントから93マイル(約150キロ)の直球を打ち損じ、遊ゴロで凡退。その後、チームは3連打などで打線がつながり、3点を先制した。

ところが、2点リードの6回から救援で登板した2番手の左腕ワトソンが大誤算。4連打など5安打6失点で逆転された。

大谷は7回先頭の第4打席は二ゴロで凡退した。この日は19号ソロを含む4打数2安打1打点。打率は2割7分1厘となった。

チームは4点差を逆転され、アスレチックスに痛い3連敗。借金2となった。