2試合連続でケガ降板となったメッツの先発右腕ジェイコブ・デグロム投手について、ルイス・ロハス監督が痛みの原因は不明だとし、「日々様子を見ていく」と話した。MLB公式サイトが伝えている。

デグロムは11日のパドレス戦で6回を1安打無失点、10奪三振と快投を見せながらも、右腕の屈筋の張りで降板。続く16日のカブス戦でも3回まで8三振を含む無安打無得点の好投を続けたが、右肩の痛みにより降板した。こうしたなか、ロハス監督は17日に行われたMRI検査の画像について「普通の投手の肩」だったと表現した。

デグロムは17日に軽くキャッチボールをする姿を見せており、21日の登板も可能な様子。ロハス監督は、デグロムが訴えている違和感の原因がどこにあるのかつかめていないと述べつつ、同投手を10日間の負傷者リストに入れるという考えはないとし「日々様子を見ていきたい」と話した。

デグロムは今季ここまで、背中の張り、右半身と右脇付近の張り、右屈筋の炎症など度々不調を訴えてきた。ただ、チームドクターはそれぞれの問題に関連はないとしており、ロハス監督も「われわれに分かるのは、それらに因果関係はないということ」とコメント。それでも「今日、彼がキャッチボールをできたというのは朗報だ」と話し、医療スタッフは最善を尽くしていると力を込めた。