レイズのキャッシュ監督が、試合前会見でマリナーズ菊池雄星投手(30)について「タフな相手」と警戒した。

現在ア・リーグ東地区首位で得点力メジャー4位を誇るレイズだが、対左のチーム打率は2割1分9厘で30球団中26位。今後の対策について問われた同監督は、この日対戦する左の菊池を挙げ「いい投手。素晴らしい速球を持っている」と話し「各打者の第1打席がカギ。1巡目の攻撃が試合の流れを作る。早い段階から投手に圧をかけていきたい」と、試合序盤からアグレッシブに攻める方針だ。

菊池は今季好調を維持しており、12試合で3勝3敗、防御率3・67。4月29日のアストロズ戦から6試合連続QSを達成し、前回登板の12日インディアンス戦では7回3安打無失点と好投している。