メッツの先発右腕ジェイコブ・デグロム投手が、21日の復帰に向けて準備を整えている。19日に33歳の誕生日を迎えたが「年を取ったと感じるか」と問われると「いや。調子はいいし、その逆だね」と答えたという。MLB公式サイトが伝えている。

今季のデグロムは防御率0・54と、20日時点でメジャートップの数字を記録。だが、11日のパドレス戦で右腕の屈筋の張りにより6回を投げて降板すると、続く16日のカブス戦でも右肩の痛みにより3回でマウンドを降りた。

だが、MRI検査の結果は異常なしで、デグロムも17日に軽いキャッチボールをこなし、続く2日間はブルペンセッションを問題なく終えている。21日には復帰の見込みで、本人も、先発回避が起こるとすれば「(20日に)状態がひどかった場合だけ。まずそれはないと思う」と話した。

デグロムによれば、数日間休養する案もあったものの、医師団やトレーニングスタッフと協議した結果、その必要はないとの結論に至ったという。「どちらかというと、筋肉系統の問題だと思う。だから今の治療をしつつ、筋肉を落ち着かせることにした。この2日間投球練習をしているけど、本当に良い調子だ」と、順調に回復していることを示唆した。