エンゼルス大谷翔平投手(26)が、3打数無安打で4試合ぶりの無安打に終わった。

本拠地アナハイムの気温は試合前の時点で約25度。湿気のない心地よい天候の中、先発メンバー紹介で「2番DH」で名前がアナウンスされると、大歓声が上がった。

チームリーダーのトラウトが故障で不在の中、人気も実力も大谷がNO・1。この日の打席でも観客からMVPコールが上がった。第1打席は4点ビハインドの1回1死から、右腕デスクラファニと対戦。フルカウントから6球目の内角直球を見送り、四球で出塁した。

第2打席は5点ビハインドの3回無死、カウント2-2から高めのスライダーに手を出し、空振り三振を喫した。

第3打席は5回2死、カウント-2から外角高めのスライダーを空振り三振。2打席連続で三振に倒れた。

第4打席は8回2死、2番手の右腕リオーネに対し、5球目の内角高めカットボールを空振り。3打席連続で空振り三振を喫した。

3打数無安打1四球で打率は2割6分9厘。日本人メジャー初の4戦連発はならなかった。チームは先発の左腕ヒーニーが序盤に崩れて2回までに5失点。打線もつながりを欠き、5月27日のアスレチックス戦以来、今季4度目の完封負けで2連敗を喫した。