右肘を痛めているアスレチックスの右腕マイク・ファイアーズ投手が、少なくともあと1カ月は投球ができない状況であることが分かった。

腰部の張りを訴え、今季序盤22試合を欠場したファイアーズ。4月30日にようやく初先発を果たし、5月6日にもマウンドに立ったが、右肘の捻挫により同8日に10日間の負傷者リスト(IL)入りし、その後60日間のIL登録となっていた。

ボブ・メルビン監督は24日、ファイアーズについて、今週投球練習を再開しようとした際に患部に違和感を覚えたとコメント。23日に専門医のもとを訪れ、手術の必要はないと診断されたことを明かした。

同監督は、ファイアーズが今後PRP注射(血液から血小板を大量に含んだ血しょうを取り出して注入し、自己治癒力を利用した治療法)を受ける予定だとし「その場合、おそらくあと1カ月は投球ができなくなる。つまり、キャッチボールができるようになるまでしばらく時間を要するということだ」とした上で、今季中の復帰に期待をかけているからこそ、この治療に踏み切ったと話した。(AP)