大谷翔平投手(26)が所属するエンゼルスは、25日(日本時間26日)から13連戦が始まる。まずは敵地で東地区首位レイズと3連戦を行い、次はニューヨークに移動してヤンキースとの4連戦。そして本拠地に戻ってオリオールズとレッドソックスの各3連戦と、東地区チームとの対戦が続く。オリオールズ以外は勝率5割超えで、前半戦最後のヤマ場。その中でも注目は、ヤンキースとの敵地4連戦だ。

大谷がヤンキースタジアムでプレーするのは、メジャー1年目の18年5月以来。当時は全3試合で中軸を務めたが、計9打数無安打1打点、4四球5三振に封じられた。ア・リーグの本拠地球場では唯一ヒットが出ていない。ヤンキースタジアムは右翼フェンスが低いためライト方向への本塁打が出やすく、もしヤンキース所属なら今ごろ25発以上打っていると予想する米メディアもあり、本塁打が期待される。

先発投手のローテーション的にも2戦目以降に、ベーブ・ルースが名声を高めた2代目「聖地」で初登板の可能性が高まっている。7月5日(同6日)レッドソックス戦では、来場者に大谷の笑顔がデザインされた枕がプレゼントされる。

大谷はここまで打席では打率2割6分5厘、メジャー2位の23本塁打、同3位の54打点。投手では11試合で3勝1敗、防御率2・58、31四球82奪三振。