「1番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、「最遅」の長打でこの日も話題を集めた。

第2打席、2点ビハインドの3回無死一、三塁から左腕マクラナハンと対戦。カウント2-1から外角低めのスライダーに食らいつき、高いバウンドのゴロを放った。これがレイズ崔志万一塁手(30)の頭上を越え、右翼線への適時二塁打となった。

ボテボテの当たりだったため、打球速度は29マイル(約46・7キロ)。試合後の公式記録によると、MLBのデータサイト「スタットキャスト」が導入された15年以降のメジャー全体でも、最も打球速度の遅い長打だった。

この日は3打数1安打1四球で打率は2割7分となった。