ア・リーグが8度連続でナ・リーグを下した。2回にセミエン(ブルージェイズ)の適時打で先制し、3回にはゲレロ(ブルージェイズ)がオールスター通算200号となる節目の特大ソロ。その後も5回のボガーツ(レッドソックス)の適時打などで追加点を奪い、逃げ切った。先発で1回を3者凡退に抑えたエンゼルス大谷翔平投手(27)が白星を手にし、前回19年の田中将大(ヤンキース=現楽天)に続いて2連続で日本投手が勝利投手となった。

9回は今季リーグ最多23セーブのリアム・ヘンドリックス(32=ホワイトソックス)が2安打を許しながらも無失点で抑え、セーブを記録。オーストラリア出身の右腕は、勝利投手とセーブを挙げた投手がともに海外出身の選手となったことを現地放送局のインタビューで問われ「本当にグローバルだよ。すでに多くの海外選手はいるが、ショウヘイのプレーを見て、さらに多くの選手が来ることを願っている」と話した。