「2番DH」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(27)が、34号本塁打を放った。9回2死三塁、5番手の右腕セワルドの内角低めスライダーを捉え、右中間スタンドへ運んだ。

前半戦の終盤、9日のマリナーズ戦以来、5試合ぶりの1発。後半戦初アーチをマークした。打球速度は107・3マイル(約173キロ)、角度25度、飛距離は419フィート(約128メートル)だった。

前日のマリナーズ戦では岩手・花巻東高の先輩、菊池雄星投手と対戦し、3打数無安打2三振。また、第2打席から第5打席まで4打席連続三振を喫し、メジャーで2度目の1試合4三振を記録した。4打席連続は初だった。後半戦2試合で10打数1安打。この日も第1打席で空振り三振を喫し、前日から5打席連続三振となったが、第4打席で内野安打をマークし、第5打席で本塁打を放った。

大谷は今季、開幕から投打で活躍。17日の試合終了時点で投手では4勝1敗、防御率3・49、打者では打率2割7分3厘、33本塁打、72打点、12盗塁の成績を残していた。

チームは投手陣が崩れて完敗。後半戦の最初の3連戦で1勝2敗と負け越した。大谷は19日(同20日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦で後半戦最初の先発登板が予定されている。