「2番投手」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(27)が、第2打席で中越えの強烈な二塁打を放った。

3回2死一塁、左腕アービンの直球を捉え、中堅方向への強烈なライナーを放った。打球速度は115・9マイル(約186・5キロ)。中堅手の右上を抜け、一塁走者のフレッチャーは一気に三塁を蹴り、ホームを狙った。だが、中継プレーの好返球でタッチアウト。先制はならなかった。

第1打席は1回無死二塁、カウント2-2からの5球目、低めのチェンジアップにタイミングを外され、中飛に倒れた。

第3打席は6回1死一塁、スライダーで攻められ、3球三振。悔しそうな表情で打席を後にした。

大谷は投手では6回、96球を投げ、3安打無失点。8奪三振の力投を見せ、2番手のシーシェクと交代した。7回に投手から右翼へ回り、今季6度目の外野の守備についた。

ところが、2番手のシーシェクが誤算。連続四球から1発を浴び、3失点となった。