トミー・ジョン手術を受けて長期離脱しているレッドソックスのクリス・セール投手が20日、傘下2Aの試合でリハビリ登板に臨み、手応えを口にした。MLB公式サイトが報じている。

セールは2017年からレッドソックスでプレーし、翌年にはワールドシリーズ制覇に貢献したが、19年は6勝11敗、防御率4・40とキャリアワーストを記録。20年3月に左肘のトミー・ジョン手術を受け、昨季は全休した。

今登板では3回2/3を投げて、無安打無失点、1四球、6三振の内容だったセール。「良い日だった。間違いなく、正しい方向に向かっている。試合を通して好感触だった。3回、4回に入っても、必要な時には速く腕を振って良い球を投げられる感覚があった」と述べた。

また、メジャーで最後に投げた2019年8月13日以降、栄養面での習慣を見直したり、手術から長いリハビリを経てきたものの、「考え方は変わっていない。全体的な一貫性を高めるために色んなことをやっているだけで、今までと同じ人間だ」と話した。