ツインズのバルデリ監督が、前田健太投手(33)とエンゼルス大谷翔平投手(27)の遊び心あふれる交流の裏話を披露した。

前田はエンゼルスとの4連戦初戦の22日に登板したが、同監督は事前に前田を「2番投手」に入れたラインアップカードを作り、本人に渡すサプライズをしていた。前田はそれを面白がり、大谷と監督のサインをもらったという。さらに自分のサインも入れて「お宝」として自身のインスタグラムで公開している。

同監督は試合前のオンライン会見で「ケンタは本当に楽しい選手。こういう遊び心が大好きなんだ。他の選手とも良い関係を築いているし、楽しんでいる」と、サプライズのラインアップカードに言及。前田と大谷の関係についても「2人とも、日本から来たベストプレーヤー。つながりがある。今日もフィールドで2人が一緒になり、楽しんでいた。とてもクールだと思う」と話した。また「オオタニは良い打者だが、ケンタも良い打者。ケンタもケージで打撃練習をしている」と明かした。前田の次回登板はDH制のない敵地での交流戦になることが濃厚なため、打撃での貢献にも期待を寄せていた。