「2番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)が、第3打席で特大の36号2ランを放った。

10点ビハインドの5回2死三塁、左腕ゴンバーの真ん中スライダーを完璧に捉えた。打球速度110・4マイル(約178キロ)、角度26度、飛距離は463フィート(約141メートル)。空振り三振を喫した第2打席からスライダーで攻められ、全球スライダー勝負だったが、1ボール2ストライクからの6球目でようやく対応した。

第1打席は1回無死一塁、2球目のスライダーを引っ張り、一直で凡退した。

第2打席は5点ビハインドの3回無死一、二塁、カウント2-2からの外角スライダーに手を出し、空振り三振。反撃のチャンスを生かせなかったが、第3打席でリベンジした。

7回の第4打席は四球で出塁。9回無死一、二塁の第5打席は4番手の左腕ロスカップとの対戦で空振り三振を喫した。

この日は4打数1安打2打点。打率は2割7分6厘となった。チームは投手陣が崩れ、完敗。連勝は3で止まり、100試合で50勝50敗の勝率5割となった。