アスレチックスのボブ・メルビン監督(59)は、6回にエンゼルス大谷翔平投手(27)の盗塁を阻止したプレーが「大きかった」と、試合後の会見で振り返った。

「2番DH」で出場した大谷は0-1の6回先頭で中前打。次打者ゴセリンの2球目で今季16個目の盗塁を試みたが、捕手マーフィーのストライク送球に阻止された。今季6個目の盗塁失敗で、盗塁成功率は71・4%となった。

同監督はその場面について「今日みたいな試合では1つの進塁も与えられない。先頭が塁に出るだけでさまざまなことが起こり得る。(大谷は)優れたランナーだから完璧な送球が要求されるが、マーフィーは素晴らしいボールを投げた。試合の流れを変えるプレーだった」とコメント。相手先発のバジットも「非常に大きかった。まだ1点差だったからね。走ってくると思ったから(クイックで)マーフィーに投げるための十分な時間を与えようと思った」と振り返った。

大谷はこの日4打数1安打で、今季成績は打率2割7分9厘、37本塁打、81打点、OPS1.054となった。