エンゼルス大谷翔平投手(27)が、メジャーで初めて1試合2度の併殺打を記録した。「2番DH」で出場し、4打数無安打。5回に右腕ジェフリーズの内角球を引っ張って二ゴロ併殺、8回にも左腕チェフィンの速球を打ち損じ、二ゴロ併殺で好機を広げられなかった。

ア・リーグ西地区2位・アスレチックスとの4連戦は1勝3敗。プレーオフ進出のワイルドカード獲得圏内までは7ゲーム差に開いた。

同僚のファウルボールが右手の親指に当たり、登板が先延ばしとなっている大谷は試合前、壁当てと軽めのキャッチボールで調整。次回登板は未定だが、マドン監督によれば、2日(同3日)から始まるレンジャーズ4連戦の後半か、DH制のない交流戦の敵地ドジャース戦にずれ込む見込みだ。(アナハイム=斎藤庸裕)