ケガで長期離脱中のエンゼルスのマイク・トラウト外野手について、ジョー・マドン監督は今季中の復帰を望んでいると3日に語った。

ア・リーグMVP3回受賞のトラウトは右ふくらはぎの故障により、5月17日の試合を最後に戦列を離れている。同選手にとって、負傷者リスト(IL)に入るのは今回がキャリア3回目で、欠場した期間は最長。当初は6-8週間での復帰が見込まれていたが、3日時点でIL入りしてから11週目に入った。

マドン監督は、「明らかに復帰までが長引いている。最悪の場合でも今頃はとっくにプレーしていると思っていた」とコメント。それでも、「彼は本当に頑張っているし、戻りたいと思っている。だから、彼とは(今季を)諦めるような話し合いはしていない」と続けた。

トラウトは今季、負傷する前までは36試合で打率3割3分3厘、8本塁打、18打点、両リーグ最高の出塁率4割6分6厘をマークしていた。(AP)