パドレス・ダルビッシュ有投手が6回1失点と好投し、自身の連敗を7で止め6月21日以来の8勝目(9敗)を挙げた。エンゼルス大谷翔平投手との初対決は実現しなかった。
DHが使えないナ・リーグ本拠地での交流戦のため大谷はベンチ待機。ブルペンデーで臨むため、早いイニングから代打機会が生まれる可能性があったが、2回に8失点して大量リードを奪われたこともあり最後まで出場機会はなかった。
対決が実現すればメジャーでもトップレベルの両者の激突。日本ハムの先輩ダルビッシュは12年からメジャーに挑戦し、13年にプロ入りした大谷が背番号11を継承。ともに海を渡り、レベルアップした新旧エースの対決が注目されていたが、来季以降へお預けとなった。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LAA | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 5 |
S D | 0 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 8 |
<先発>
【LAA】マイヤーズ
【S D】ダルビッシュ
◆ダルビッシュは6回で降板。大谷との初対決は来季以降に持ち越しとなった。投球内容は6回99球を投げ、3安打1失点1四球7三振で防御率は3・95
6回表 ダルビッシュ
1番フレッチャー 速球で右飛
2番マーシュ カットボールを左翼フェンス際への大飛球にヒヤリも左飛
3番ゴスリン スライダーを三遊間への深いゴロ。遊撃手が送球も打者走者に当たり遊安。2死一塁
4番ウォルシュ 外角低めのスライダーで空振り三振。ここまで99球
5回表 ダルビッシュ 3者凡退
7番スタッシ 内角低めの速球で二ゴロ
8番レガレス スライダーで三邪飛
9番ゲラ(投) 代打は送られずそのまま打席へ。スライダーで遊ゴロ。ここまで81球
4回表 ダルビッシュ
2番マーシュ 低めのカットボールを右翼フェンス際への大飛球。右翼手タティスが追うが捕球できず、ワンバウンドでフェンスに当たる右三塁打。無死三塁
3番ゴスリン 三ゴロに打ち取るも、三塁手マチャドが送球の際にボールが握れず落球。一塁は間に合わず三失で無死一塁。三塁走者は生還
4番ウォルシュ 高めの速球で中直。1死一塁
5番アデル 外角速球で見逃し三振。2死一塁
6番メイフィールド シンカーで遊ゴロ。ここまで68球
3回表 ダルビッシュ 2三振奪い3者凡退
8番レガレス 内角高めの速球で空振り三振
代打ゲラ 投手ペトリッカの代打に投手のゲラ。外角のスライダーで空振り三振
1番フレッチャー 速球で右直。ここまで46球
◆パドレスは2回裏、A・フレージャーの1イニング2度の適時打や3連続押し出しなどでイッキ8点の猛攻
2回表 ダルビッシュ 1死一、三塁しのぎ無失点
4番ウォルシュ 真ん中の速球を打ち上げたが左翼手マイヤーズが追いつけず、打球は左翼線ぎりぎりに落ちワンバウンドでスタンドに入るエンタイトル二塁打。無死二塁
5番アデル 初球を送りバント。1死三塁
6番メイフィールド フルカウントから外角速球が外れ、四球。1死一、三塁
7番スタッシ フルカウントから外角スライダーで浅い右飛。三塁走者がタッチアップしたが、右翼手タティスのワンバウンドの本塁送球は一塁側へそれたが、タッチアウトで無失点。ここまで34球
1回表 ダルビッシュ 圧巻の3者連続三振
1番フレッチャー 低めの外角寄りの速球で見逃し三振
2番マーシュ フルカウントから内角のシンカーで見逃し三振
3番ゴスリン 外角低めの速球で3者連続の見逃し三振。ここまで18球
◆エンゼルスのスタメン
1番フレッチャー(二)
2番マーシュ(中)
3番ゴスリン(三)
4番ウォルシュ(一)
5番アデル(左)
6番メイフィールド(遊)
7番スタッシ(捕)
8番レガレス(右)
9番メイヤーズ(投)
◆パドレスのスタメン
1番グリシャム(中)
2番クロネンワース(遊)
3番マチャド(三)
4番タティス(右)
5番ホスマー(一)
6番マイヤーズ(左)
7番A・フレージャー(二)
8番カラティニ(捕)
9番ダルビッシュ(投)