新型コロナウイルス陽性で離脱しているレッドソックス沢村拓一投手(33)が10日(日本時間11日)、シカゴに遠征中のチームに合流し、ホワイトソックスの本拠地ギャランティードレイトフィールドのブルペンで投球練習を行った。コーラ監督が試合前の会見で明らかにした。

沢村は8月31日に陽性が判明し、負傷者リスト(IL)入り。同じくコロナIL入りしていた抑え右腕マット・バーンズ(31)とともに10日ぶりにチームに合流し練習を行った。復帰について同監督は「投球練習後に状態を確認し、本人たちと話し合い、どうすることがベストかを考えて決める。1度の投球練習だけで十分なのかどうかも含め、本人たちに聞く」と話した。

レッドソックスではこの日、1日からコロナIL入りしている主力のザンダー・ボガーツ内野手(28)が復帰。だがエース左腕クリス・セール(32)が陽性でIL入りし、チーム内ではこれで直近約2週間で10人の選手が陽性となった。