新型コロナウイルスの感染が拡大しているレッドソックスで、今度はエース左腕クリス・セール投手が陽性反応を示したことが分かった。MLB公式サイトが報じている。

セールは9日の検査で陽性となったため、10日からのホワイトソックス戦へ向けたシカゴ遠征には帯同しなかったとのこと。このため先発予定だった12日は登板回避となるものの、他の選手への濃厚接触は避けられた。

アレックス・コーラ監督は「正直に言って、現時点でショックはない」とコメント。「日々、前に進んでいるし、いいニュースを願うだけだ。(セールの離脱は)不運だが、彼はしかるべき時に戻ってくる。体調もいいらしいしね」と語っていた。

なおレッドソックスはこの日、コロナ負傷者リスト(IL)入りしていた中軸打者のザンダー・ボガーツ内野手が復帰。また守護神のマット・バーンズ投手と沢村拓一投手は試合前にブルペンで投球練習を実施しており、最短で翌11日の復帰が見込まれている。