エンゼルス大谷翔平投手(27)が、米国の人気老舗スポーツ雑誌「スポーツ・イラストレイテッド」の表紙を二刀流で飾った。これまでも同誌の表紙に登場したことはあったが、10月号の同誌では投手大谷と打者大谷の2種類の表紙が発売される画期的なもの。インターネットでは14日から購入可能となり、米国内書店等の店頭には23日から販売される。

表紙と合わせ、誌面では大谷の特集記事も大展開。大谷の投球をダ・ヴィンチの絵画にたとえ「オオタニは、ダ・ヴィンチのスフマート(ぼかし画法)を駆使しているかのよう。モナリザにミステリアスさを醸し出すスフマートは、相手を幻惑する彼の投球に通じる」と表現。打者大谷については、エンゼルスのマイク・ギャレゴ・ベンチコーチのコメントを引用し「打席ではまさにバリー・ボンズ。バリーが73本塁打を記録したシーズンは、彼がバットを振るたびに、打っても打たなくても誰もが深いため息をついた。彼も同じだ。ボンズ以外、そんな打者はいない」と指摘した。