レンジャーズ有原航平投手(29)が、アストロズ戦に登板し、2被弾を含む8安打6失点で4敗目(2勝)を喫した。

1番アルテューベから始まる強力打線に対し、初回は9球で3者凡退と順調な立ち上がりだった。だが2回、1死一塁で6番マイヤーズに2ラン、7番ゴンザレスに逆方向へソロと2者連続本塁打を浴びた。その後も制球が乱れて死球を2度出し、変化球がワンバウンドする場面もあるなど苦戦。4回の1死満塁では2点適時打を許し、5回に中前打、四球の後に適時二塁打を浴びたところで降板した。

4回0/3を8安打6失点、1奪三振2死球で73球を投げ、メジャー10試合目の登板で自己ワーストの被安打、失点となった。

有原は「ストレートが今日は特に、良くなかったかなと思います。球威、スピードもやっぱりないですし、球に力が伝わっていなかったと思います」と振り返り「とにかく結果を出していくしかないので、必死に良くなるよう、毎日過ごしていきたいと思います」と話した。

ウッドワード監督は「最初の2~3イニングは、いい球を投げていると思った。彼はまだ肉体的に万全に戻る途中なので、調子には波が出ると思う」と、右肩手術から復帰し3戦目の有原をかばった。