ツインズ前田健太投手が右肘の手術後の現状や心境を明かした。

テキサス州のダラスに滞在し、手術から2週間後の15日から軽めのトレーニングを開始。右腕にはギプスを着用し、左手での食事や着替えなど私生活に不自由はあるが「順調にスムーズに進んでいるので、まだまだ先ですけど、復帰に向けて前向きな気持ちで日々、過ごすことが出来てます」と明るい表情だった。

トミー・ジョン手術で右手首の腱(けん)を移植し、同時に「インターナル・ブレース」と呼ばれる人工靱帯(じんたい)で強化する最新技術を取り入れた。リハビリは1年前後となる見込みで、早ければ22年シーズンに復帰できる可能性もあるが、「そんなに焦って復帰するような思いを持たないように。無理をして急いで、最短で戻ろうという考えでやると失敗すると思うので。過程をしっかり進めながら、『もし投げられるのであればいいな』くらいの気持ちです」と話した。