エンゼルス大谷翔平投手(27)の次回登板予定が当面は白紙となった。

マドン監督が16日(日本時間17日)、ホワイトソックス戦の試合前に明かした。キャッチボールの際に右腕に張りを訴えたため、17日(同18日)のアスレチックス戦で予定されていた登板を延期することを発表した。

今後は未定で、回復状況を見つつ「話し合いながら」と説明した。もっとも医師の検査を受けることには否定的だ。今季は投打にフル回転。21試合に登板してきた疲労が理由との私見を残した。その一方で、現在9勝を挙げていることもあり「10勝したい気持ちもあるだろう」と大谷の胸中を推察したが、プレーオフ争いから脱落しているチーム事情から、今季の残り試合に登板しない可能性にも含みを持たせた。最終的には大谷の意思を尊重する見込みで「まだ分からない」と慎重に言葉を選んでいた。