「3番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)が、4打数2安打で3試合連続の安打をマークした。

3点ビハインドの7回、2番手の右腕ゲラの初球、91・7マイル(約147・6キロ)の外角直球をスイング。バットを折られ、力ないゴロで三遊間に転がった。アスレチックスの守備陣は二塁ベース寄りに守備シフトを変えていたため、これが左前への安打となった。

その後、2死一、三塁のチャンスとなり、7番ロハスの中前適時打でホームへ生還した。

2点を追う9回無死の第4打席は4番手の左腕チェフィンの直球を捉え、中前へのクリーンヒット。その後、2死満塁までチャンスは広がったが、得点にはつながらなかった。

第1打席は右飛で凡退した。1回2死、右腕カプリーリアンと対戦。カウント2-1から外角のチェンジアップに体勢を崩されながら、右翼フェンス手前まで運んだ。角度よく打球が上がったが、伸びがなく本塁打とはならず。ファンの歓声はため息に変わった。

第2打席は4回2死、フルカウントから真ん中に入ってきた93・6マイル(約151キロ)の直球をスイングし、空振り三振となった。

本塁打王を争うブルージェイズ・ゲレロ(46本)、ロイヤルズ・ペレス(45本)もノーアーチだったが、大谷も本塁打数は44本のまま。打率は2割5分8厘となった。