ベーブ・ルース以来103年ぶりの「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」の達成を目指し、先発マウンドに上がっているエンゼルス大谷翔平投手(27)が、先制点を許した。

3回、先頭の8番ゴームズと対戦。カウント1-2からの5球目、真ん中に入ったスライダーを捉えられ、中越えの先制ソロ本塁打を浴びた。その後、失策と敬遠で2死一、二塁のピンチを迎えたが、4番キャンハを捕ゴロに打ち取った。

打線の援護なく迎えた4回、1死から6番チャプマンに初球95・4マイル(約154キロ)の直球を捉えられ、2点目となるソロ本塁打を浴びた。

立ち上がりは幸先のいいスタートを切っていた。1回はわずか9球でリズム良く終え、3者凡退で2奪三振。2回はチャプマンに左翼線への二塁打を浴びたが、後続を三振で無失点に切り抜けた。

5回は1番からの上位打線を3者凡退に抑えて無失点。この日は配球の約半分がスプリットで、これまでとは違った投球スタイルを見せている。