「2番投手」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)が、2打数無安打で4試合ぶりのノーヒットに終わった。

第1打席は1回1死、右腕モンタスと対戦。フルカウントから外角低めの直球を見極め、四球を選んだ。

第2打席は3回2死二塁、申告敬遠で出塁すると、球場のファンからブーイングが起こった。

第3打席は2点ビハインドの6回無死、初球セーフティーバントで出塁を試みたが、間一髪アウト。投手戦の展開で、チャンスメークはならなかった。

第4打席は8回2死、2番手の左腕ディークマンと対戦し、空振り三振に倒れた。この日は2打数無安打。45号はならず、打率は2割5分7厘となった。

DHを解除し、投打で同時出場するリアル二刀流での出場は今季18度目。シーズン22度目の登板で、ベーブ・ルース以来103年ぶりとなる「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を目指したが、10勝目はまたもお預けとなった。投手では8回5安打2失点、10奪三振も打線の援護がなかった。2点リードされて交代したが、9回に打線が同点に追いつき、大谷に勝敗はつかなかった。